to不定詞の形容詞的用法
to不定詞の形容詞的用法(Adjective use of to-infinitive)
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to不定詞の形容詞的用法について考えます。
to不定詞を形容詞的に使う場合の基本的な意味は、「~するための」 ですが、日本語に訳するときは、「~するべき、~できる」と訳すこともあります。基本的に名詞の後に修飾語として付けます。
1. 修飾される語が、意味上の主語になる
修飾される語が、不定詞の意味上の主語になるものです。
○ I think he needs a family to give him comfort.
「私は彼には安らぎを与えてくれる家族が必要だと思います。」
彼に安らぎを与えるのは、”to give”に修飾される”family” なので、”family” が”to give” の意味上の主語になります。
2. 修飾される語の、意味上の目的語になる
修飾される語が、不定詞の意味上の目的語になるというものです。
○ She has a lot of housework to do every day.
「彼女は毎日やるべき家事がたくさんあります。」
“to do” に修飾される”housework” が意味上の目的語になって、「家事をする」というイメージになります。
○ I want something to drink.
「私は、何か飲み物を欲しい。」
同様に、”to drink” (「飲むための」)が、”something” を後ろ側から修飾しています。
3. 修飾する名詞と同格になる
修飾される名詞の内容を不定詞が説明します。
○ The best way to learn English is to study it repeatedly.
「英語を学習する一番の方法は繰り返し学習することです。」
“to learn” が、修飾する”way” の内容を説明していることです。
参考
英語ニューハンドブック 研究社
英文法の泉 http://www.e-bunpou.net/futeisi-meisiteki.html
参考書より分かりやすい英文法解説 http://e-grammar.info/infinitive/infinitive_03.html
ORG: 2017/10/10