分詞の基本

分詞の基本(basic of participle)

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分詞には、現在分詞(Present participle)と過去分詞(Past participle)の2種類があります。

現在分詞の形は、「動詞のing」で、意味は「~している」と能動的な意味を表わします。過去分詞の形は、規則動詞の場合は「動詞の原形 + ed」、不規則動詞の場合は「動詞の過去分詞形」です。意味は、「~された」と受動的な意味を持ちます。

動名詞も現在分詞と同じ形をしていますが、動名詞が「~すること」と名詞的な用法に対して、現在分詞は形容詞的な用法になります。

現在分詞と過去分詞は、文中では次のような形であらわれます。例えば”write” で考えましょう。

1. 現在分詞

現在分詞は、動詞に”ing” が付いたものをいいます。この形の最も基本的なものが進行形です。進行形の意味は、「~している」ですので、この能動的な意味で名詞を修飾する語になります。名詞の前につく場合と後につく場合とがあります。

(1)名詞の前につく場合
“a sleeping child ” 「眠っている子ども」、”that dancing girl” 「あの踊っている少女」

(2)名詞の後につく場合
“a man reading a book” 「本を読んでいる人」、”the boy writing a letter” 「手紙を書いている少年」

2. 過去分詞

過去分詞は、動詞の変化形として、受動態や完了形などに使用されます。ここでは、受動態の中で使用されるときの「~される、~された」の意味で、現在分詞と同様に名詞を修飾する語として使用されます。現在分詞と同様、名詞の前につく場合と後につく場合とがあります。

(1)名詞の前につく場合
“a broken window ” 「壊れた窓」、”the defeated enemy” 「敗れた敵」

(2)名詞の後につく場合
“invaded civilization” 「侵略された文明」、”a letter written in red ink” 「赤インクで書かれた手紙」

 

参考
http://www.e-bunpou.net/bunsi-kihon.html

英語ニューハンドブック  研究社

 

ORG: 2017/10/1