ピリオド
ピリオド(period)
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1.文の終わりを示す
/ 英語のピリオドは、日本語の”。” にあたり、文の終わりを示す役割があります。疑問文や感嘆文以外の文の終わりに使われます。
〇 I’ll weed the garden this Sunday.
「今度の日曜日は草むしりをするつもりです。」
2.省略(abbreviation)を表す
/ 単語を省略して示す場合に、その語の後にピリオドが用いられます。特にアメリカ英語でよく使われます。
〇 Mister → Mr. *
〇 Mistress → Mrs. *
〇 doctor → Dr. *
〇 et cetera → etc.
〇 October → Oct.
/ USAなどの頭字語(acronym)の場合、ピリオドをつけないのが一般的です。
○ USA (= United States of America)
△ U.S.A.
/ ピリオドのついた略語の後に、単語や数字が続く場合、半角1字分のスペースを設けます。
〇 E. M. Hilton (人名)
〇 p.32
/ *;イギリス英語では、Dr. やMr. / Ms. / Mrs. など、元の語尾が生きている場合、ピリオドをつけない方が好まれます。
3.リストの連番につける
/ リストや項目の連番に用いる、数字やアルファベットの後ろには、ピリオドを付けます。受け側の丸かっこ”)” は通常は使用しません。
○ I. Logistics
A. Transportation
1. Methods
2. Person
△ I) Logistics
A) Transportation
1) Methods
2) Person
/ 英語での連番は以下の方式がスタンダードです。
① 大項目: ローマ数字 (Roman numerals)
I. II. III. IV. V. IX. X. など
② 中項目: アルファベット大文字
A. B. C. D. E. など
③ 小項目: 数字
1. 2. 3. 4. 5. 6. など
④ それ以上必要な場合: アルファベット小文字
a. b. c. d. e. など
4.数字の表記で使う
/ 小数点を表す場合や、通貨単位、章節項などを表す際にピリオドを使います。
〇 123.637 (小数点)
〇 $11.25 (10ドル25セント)
〇 3.2.5 (第3章第2節第5項)
ヨーロッパでは、小数点を表す場合は、”,” (カンマ)を用いることが多いです。
5.依頼を明確にしたい場合
/ 相手にお願いをする場合、“Could you” や”Would you” など形式上は疑問文の場合でも、依頼や命令の意味をはっきりさせたい場合、疑問符ではなくピリオドをつける場合があります。
◎ Could you arrange to have the book sent to my office?
○ Could you arrange to have the book sent to my office.
「その本を私のオフィスまで送ってもらえませんか」
6.文末のピリオドの後のスペース
/ 文が終わった後、その後ろに新しい文を続ける場合、半角1文字分のスペースを設けます。
〇 A change of state is a physical change of a substance from one state to another. It normally occurs because of a Change in the energy of the particles, caused by heating or cooling.
「状態の変化は、ある状態から別の状態への物質の物理的変化です。 通常、加熱または冷却によって引き起こされる粒子のエネルギーの変化が原因で発生します。」
参考
英語ライティングルールブック デイヴィッド・セイン DHC
ORG:2019/4/22