不可算名詞の数え方

不可算名詞の数え方(How to count uncountable nouns)

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英語を習い始めたころ、aがつくもの(名詞)と、何もつかないもの(名詞)とがあることに、違和感を覚えたことを記憶しています。

1. 可算名詞((Countable Nouns)と不可算名詞(Uncountable Nouns)

可算名詞は、一定の形や限界があって、数えられるとされるものを表す名詞です。普通名詞と大部分の集合名詞が属します。

不可算名詞は、個数で数えることができないとされるものを表す名詞です。固有名詞や、物質名詞、抽象名詞、一部の集合名詞がこれに属します。

2. 可算名詞と不可算名詞の見分け方

1項の説明では、ほとんどわからないと思います。不可算名詞を正しく理解するには、英語の感覚を理解する必要があるといわれます。本項では、不可算名詞の考え方について見ていきましょう。

(1)そのもの1個1個を区別して、数えることができるか。

その名詞が指し示しているものが、1個1個識別出来て、1つ、2つ3つ...と数えられることができるものは可算名詞と判断できます。一方、それ名詞が指し示す対象が、数えることができないものの場合は、不可算名詞と判断できます。

例えば、”water”(水),”air”(空気),”sand”(砂),など、個体として識別できず、1個2個と数えることができないものは不可算名詞と判断ができます。

気体や液体、粒子状の物質は、大体は不可算名詞になります。上に示した以外にも、”milk”(牛乳),”beer”(ビール),”oil”(油),”rice”(米)などが挙げられます。

(2)容器を使って測る物質は不可算名詞

容器に入れて計量されるものは不可算名詞と判断しても良いでしょう。(1)項で述べた、気体や液体、粒子状の物質は、それ自体流動的で、1個1個の固体の識別は困難ですが、容器を使って一定量を取出すことにより、個体とは識別可能になります。

別項で述べる、”~ of” がこの場合の表わし方の一例になります。

(3)抽象的な概念は不可算名詞

物質的には存在しない、概念上でのみとらえられる、純粋に抽象的な概念は、不可算名詞として取扱います。

たとえば、”music”(音楽),”literature”(文芸),”information”(情報),”life”(じん性)など、概念のみで成り立っているので、不可算名詞になります。

ただし、概念でも数えることが可能なものの場合は、可算名詞として取り扱われるものもあります。

(4)集合名詞は不可算名詞

集合名詞は、その単語自体に複数の意味合いを持っており、単独で、単数形であっても複数形に準じて扱われる語をいいます。集合名詞は、それ自体で、1つ2つという数え方ができないので不可算名詞になります。

例えば、”people”(人々),”furmiture”(家具) は集合名詞で、不可算名詞になります。

(5)形が一定の状態を保持して使われない場合は不可算名詞

例えば、”cheese”(チーズ)や、”cake”(ケーキ)などのように、固形の物体で、1個1個数えることができそうなものですが、不可算名詞に分類されます。

(6)素材・材料として使用するのが前提のものは不可算名詞

最終的には形を変えて使われるもの、原料や材料と認識されるものは不可算名詞として取り扱われます。

例えば、”paper”(紙),”wood”(木)などは、負荷sなん名詞になります。

3. 不可算名詞の数え方

不可算名詞で表されるものを部分的に取出したものを、その単位ごとに数える場合があります。例えば、「1杯のミルク」や「2切れのパン」のような場合です。

不可算名詞を取り出して取扱う場合は、そのものとそれを取り出した単位とを合わせて表す必要があります。単位を表す表現は、「単位 + of + 不可算名詞」の形が一般的です。

(1)容器を使用しないもの

特に基準となる容器を用いない「部分」、「かけら」を示す場合は、”a piece of ・・・”と表現できます。

a piece of bread:パン1切れ
a piece of furniture:1点の家具
a piece of advice:1言の忠告
a piece of news:1本のニュース
a piece of paper:1枚の紙

(2)容器を使用するもの

(a) “a cup of~”

コーヒーや紅茶など、カップに入った飲み物を数える場合に使います。この他材料をカップに入れて数える場合にも使います。

 ○ Could I have a cup of coffee?
   「コーヒーを一杯いただけますか」

 ○ Add 1/2 cups of sugar to 1 cup of cold flour.
   「砂糖1/2カップを、小麦粉1カップに加えなさい。」

(b) “a bottle of ~”

ワインや日本酒など、瓶に入った飲み物に対して使います。ペットボトルについてもこれを使います。飲み物についても、それが入った容器を数えると覚えておけば良いと考えます。

 ○ three bottles of Japanese tea.
   「ペットボトルの日本茶3本」

(c) a glass of~

コップやグラスに入っている飲み物を数えるときに使います。

 ○ a glass of water
   「一杯の水」

(d) a can of ~

缶ジュースや缶ビールなどの、缶に入った飲み物を数えるときに使います。缶詰などを数えるときにも使います。

 ○ You need a can of cherry for this recipe.
   「このレシピにはチェリーの缶詰が一つ必要です。」

(3)単位で数える場合

 ○ a liter of milk
   「1リットルのミルク」

 

参考
英語ニューハンドブック  研究社

参考書より分かりやすい英文法解説  http://e-grammar.info/infinitive/infinitive_04.html

 

ORG:2017/10/15