助動詞の基本

助動詞の基本(basics of auxiliary verb)

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助動詞といえば、”can” や”must”が思い浮かびます。でも”be”や”do” も助動詞として取り扱われます。
ここで、”can”や”must” は、法助動詞(Modal Auxiliaries)と呼ばれます。法助動詞は、話し手のもつ、意思や能力、義務、確信など気持ちを本動詞に付与する助動詞です。これ自体で意味を持っています。従来から我々が助動詞と言っているものです。
一方、”do”や”be”、”have” は、第一助動詞(Primary Auxiliary Verbs)と呼ばれます。第一助動詞はこれ自体で意味を持つのではなく事実を述べる助動詞といえます。

助動詞の基本的な役割を見ていきましょう。

1. 第一助動詞

動詞の原形や、現在分詞、過去分詞と結合して、時制を表します。その他、第一助動詞の種類によって表1に示す役割をします。

 ○ She has finished her lunch.
   「彼女は昼食を終えました。」(現在完了)

 ○ I do go to school today, but will not attend class.
   「私は今日学校に行くことは行きます。でも授業には出ません。」(強調)

 ○ She speaks English better than he does.
   「彼女は彼より上手に英語を話します。」(代動詞:同じ動詞を2回繰り返すことを避けます。)

2. 法助動詞

動詞の原形と結合して、可能性や許可、能力、義務、推量などを表します。

 ○ She may come tomorrow.
   「彼女は明日来るかもしれません。」(可能性)

 ○ He can swim very well.
   「彼はとても泳ぎがうまい。」(能力)

 ○ I must work tonight.
   「私は今晩働かなくてはなりません。」(義務)

3. 助動詞に共通な原則

(1) “do”,”be”,”have” 以外の助動詞(法助動詞)は、主語の人称によって語形が変化しません。

 ○ ”I can”,”you can”,”he can”,”we can”,”they can” etc.

 ○ ”I must”,”you must”,”she must”,”we must”,”they must” etc.

(2) 否定文の場合は、原則として助動詞の後ろに、”not” を置きます。

 ○ ”I must not”,”She need not”,”They do not” etc.

 ○ She can not arrive at Tokyo around seven o’clock.
   「彼女は7時ごろに東京に着くことはできません。」

(3) 疑問文の場合は、原則として助動詞と主語との順序を逆にします。

 ○ ”Can he ?”,”May we ?”,”Must I ?” etc.

 ○ Can I drink coffee?
   「コーヒーを飲んでもいいですか」

(4) 受動態における”be” を除くと、助動詞の進行形はありません。

(5) 過去形にする場合は、助動詞だけを過去形にします。

 ○ When I was young, I could climb any tree in the forest.
   「若いときには、森のどの木にも上ることができました」

 

 

参考
英語ニューハンドブック   研究社
実例英文法     研究社
英文法の泉    http://www.e-bunpou.net/jodousi-kihon.html
myスキ英語    https://mysuki.jp/english-grammer-anauxiliaryverb-1817

ORG:2017/12/9