読み書きのための英文法
読み書きのための英文法(English grammar for reading and writing)
ここで紹介する英文法の範囲は、技術文書の読み書きが何とかできる程度ということで、高校レベルまでの文法を概観します。
もっとも、私は英語ができるレベルからは程遠いところにいますので、概観のみの説明になると思います。詳しい説明は、リンク先を示しますので、そちらを参考にしてください。
リンク先は、この目次のもとになるものです(もちろん、内容は技術者の英語を中心に変えていくつもりですが)。
いろいろなサイトを覗いてみた中で最もわかりやすいサイトと思いました。英会話の勉強もできるようです。
これを見て満足できない方はぜひ訪問してください。
推奨リンク先: 英文法の泉
もう一つお断り
出来るだけ注意しますが、所々古い英文表現が顔を出すかもしれません。筆者が読んでいる英語は、現在のものもありますが、100年近く前の文献も読むことがあります(滅多に無いですが)。気付かずに説明に使っていたらごめんなさい。
それと、筆者の気まぐれで、自分に関心の無いことは、アウトプットするのが後回しになります。重ねてごめんなさい。
[目次]
■英文の種類
基本英文
/肯定文,/否定文,/疑問文,/付加疑問文,/命令文,/感嘆文,
句と節
/句とは,/節とは
文章構造
/単文,/重文,/複文
■英文の5文型
英文の主要素を表す文字
/S,/V,/O,/C,/M,/IO,/DO
5文型
/第1文型(S+V),/第2文型(S+V+C),/第3文型(S+V+O),/第4文型(S+V+O+O),/第5文型(S+V+O+C)
■名詞・代名詞・冠詞
名詞の種類
/固有名詞,/普通名詞,/集合名詞,/物質名詞,/抽象名詞
名詞の所有格用法
/”‘s” の付け方,/”’s” の”s” を省いて”’” だけをつける場合,/所有格に続く名詞が省略される場合,/無生物の所有格は、ofを使うのが普通です。,/名詞 + of + 名詞+’s
不可算名詞の数え方
/可算名詞と不可算名詞,/可算名詞と不可算名詞の見分け方,/不可算名詞の数え方
名詞構文
/(代)名詞の所有格+名詞,/名詞+前置詞+名詞,/(代)名詞の所有格+名詞+前置詞+名詞
代名詞の基本
/人称代名詞を並べて使う場合,/ペットなど家族としてみなす場合,/複数の人称代名詞(we,you,theyなど)は、一般的な人を表わす,/”we” の特別な用法,/”it” の特別な用法
再帰代名詞
/再帰用法,/強調用法,/慣用表現
指示代名詞
/”this”,”that”,”these”,”those” の用法, /”so” の用法, /”such” の用法
不定代名詞
/one(s),/other(s),/another,/all,/both,/each
不定代名詞の慣用表現
/one of these days, /one another, /one after another, /one after the other, /one … the other, /the one … the other, /A is one thing B is another
不定冠詞
/不定冠詞とは,/”some”「ある、というもの」,/”a certain”「さる、とある」,/”any”「何か、なんでも」,/”one”「一つの」,/”the same”「同一の」,/”per”「~につき、毎に」,/”such”「このような」,/序数に不定冠詞を付ける,/固有名詞に不定冠詞を付ける
定冠詞
/定冠詞とは,/前に1度出た名詞を2回目以降に使う場合,/前後の関係からその名詞が指し示すものの意味が限定される場合,/初めてでた名詞でも、それが指し示すものが相手にもわかっている場合、/唯一のもの、もしくはそれに相当すると認められるもの,/単数普通名詞で、その種族全体に対する説明や定義付けをする場合,/複数普通名詞で総括的な意味を表す場合,/単数普通名詞で抽象的な意味を表す場合,/普通単数名詞が不定詞について、「~するような」 という意味を表わします。,/ “by” の後に計量の単位を表す名詞がくる場合,/前置詞の目的語が動作の対象であるような構文では、前置詞の次は所有格でなく定冠詞を用います。,/序数詞に付きます。,/ “the + 形容詞” で普通名詞または抽象名詞の意味になります。,/形容詞の最上級につきます。,/限定性の強い形容詞とともに用いられる場合,/”the + 比較級” が前後に対立する場合、「~であればあるほど、ますます・・・」の意味を表わします。,/”the + 比較級” が単独で使われる場合、その理由を表す語句(節)を伴い、「それだけいっそう・・・」の意味を表わします。,/慣用句の中で
冠詞の位置
/冠詞の位置の基本,/形容詞の後に冠詞が付く場合,/2個以上の名詞が並列で並ぶ場合
冠詞の省略
/物質名詞、抽象名詞が、一般的な意味に用いられる場合,/ “man”と”woman” とが、一般的な意味に用いられる場合,/身分や、官職、血族関係を表す名詞が、称号(Title) の役割をして、人名の前にくる場合,/人名の後につける、同格の関係にある普通名詞,/不完全動詞の補語として、叙述的に用いられる、身分や資格、官職、血族関係などを表す名詞で、ただ一人しかいない場合,/呼びかけ ,/名詞が自分の家族の一員を指すとき,/書物の見出し,/”as” を、”in the capacity of”(…の資格で)の意味で使う場合の”as” の次の名詞,/譲歩文(”as” または “though”がある文)の初めに名詞を用いる場合,/名詞が “kind of”(または、”sort of”,”class of” etc.)の次にくる場合,/名詞が、そのものを示すのではなく、ただの名称として用いる場合,/”never” が文頭にくる場合、主語の名詞には通常は冠詞を省略する。,/毎日の食事の名前,/普通名詞ではない病名,/”last week”(先週)、”next month”(来月)など、”last”(昨)や”next”(明、来)、などの語を、”week”(週)、”month”(月)、”year”(年)と並べて使う場合,/”day”(昼)、”night”(夜)、”morning”(朝)、”evening”(夕)、”dawn”(曙)などの、時の1点を表す場合はしばしば”the” を省略します。,/2つの名詞が接続詞または前置詞をはさんで並ぶ場合,/次のような名詞が本来の意味で用いられる場合
冠詞を含む慣用句
/冠詞と前置詞句,/冠詞と動詞句,/冠詞が付く/付かないで意味が異なる語句、いろいろ
■動詞の種類
自動詞と他動詞
/本動詞と助動詞,/自動詞,/他動詞
自動詞にも他動詞にもなる動詞
/”run”, /”stand”, /”attend”
使役動詞
/”have”,/”let”,/”make”,/”get”
知覚動詞
/主な知覚動詞:see,hear,feel /seeの使い方, /hearの使い方, /feelの使い方
句動詞
/動詞 + 前置詞,/動詞 + 副詞
■助動詞
助動詞の基本
/第一助動詞, /法助動詞, /助動詞に共通な原則
canの用法
/能力を表す,/可能性を表す,/許可を表す,/強い疑問を表す,/否定的な推定を表す,/軽い命令を表す,/依頼を表す,/canとbe able toとの使い分け
couldの用法
/能力を表す,/仮定の能力を表す,/可能性の推量を表す,/疑いや否定的な推定を表す,/丁寧な依頼を表す
willの用法
/強い意志を表す,/習慣やものごとの傾向、能力を表す,/現在の推量を表す,/依頼や命令を表す,/”will” と “be going to” との違い
wouldの用法
/過去の習慣,/過去の強い意志,/丁寧な表現,/現在の意志,/現在における弱い推量
shallの用法
/予測(単純未来),/話者の意思を表わす,/契約書で使用
shouldの用法
/義務や提案を表す,/後悔や非難を表す,/比較的可能性の高い推量を表す,/意外性を表す,/反語的な感情を表す,/用心を表す,/控えめ・婉曲を表す,/shallの過去形の用法
mayの用法
/許可を表す,/推量を表す,/祈願を表す
mightの用法
/mayの過去形, /許可を表す, /推量を表す, /非難やいらだちを表す, /軽い命令を表す
needの用法
/助動詞として使う場合,/一般動詞として使う場合
mustの用法
/義務を表す, /禁止を表す, /推測を表す, /勧誘を表す, /have to との使い分け
ought toの用法
/義務を表す,/推量を表す
dareの用法
/助動詞として使う場合, /動詞として使う場合
used toの用法
/過去の習慣的動作を表す, /過去の継続的状態を表す
助動詞を含む慣用表現
/助動詞の基本的な使い方
■時制
基本時制 New:2019/11/01
/現在時制, /過去時制, /未来時制
進行形
/現在進行形(be動詞の現在形+~ing), /過去進行形(be動詞の過去形+~ing), /未来進行形(wii+be+~ing)
現在完了
/完了(~してしまった・~したところだ), /結果(~してしまっている), /経験(~したことがある), /継続(ずっと~だ), /現在完了進行形(have[has]+been+~ing)
過去完了
/完了・結果(~してしまっていた), /経験(~したことがあった), /継続(ずっと~だった), /大過去, /過去完了進行形(had+been+~ing)
未来完了
/完了・結果(~してしまっているだろう), /経験(~したことになる), /継続(ずっと~していることになるだろう), /未来完了進行形(had+been+~ing)
■時制の一致・話法の転換
時制の一致
/時制の一致の原則, /一般的真理の場合, /歴史的事実の場合, /現在の習慣的動作を表す場合, /仮定法の場合
平叙文の転換
/符号の削除と代名詞の変換, /伝達動詞の変換, /時制の一致, /指示代名詞や副詞句などの変更
疑問文の転換
/伝達動詞の変換, /疑問詞のある疑問文
命令文の転換
/伝達動詞の変換, /Let’s の文の変換
感嘆文と祈願文の転換
/感嘆文の変換, /祈願文の変換
■受動態
受動態の基本
/受動態の基本形, /受動態はどういう場合に使うか
受動態の時制
/現在形, /過去形, /未来形, /完了形, /助動詞のある場合
受動態と文型
/第4文型における受動態, /第5文型における受動態
連語や慣用表現の受動態
/連語による受動態, /慣用表現による受動態
■形容詞・数詞・副詞
形容詞の基本
/限定的用法, /叙述的用法, /名詞的用法
数量を表す形容詞
/数を表す形容詞, /量を表す形容詞, /”many”と”much”, /”few”と”little”, /その他の数量形容詞
形容詞の語順と位置
/名詞の前に並ぶ形容詞等の語順,/名詞の後にくる形容詞
数詞
/基数詞,/序数詞,/倍数詞
副詞の基本
/副詞とは,/副詞の種類,/副詞の作り方,/副詞の位置
■比較
比較級と最上級の作り方
/比較, /比較の規則変化, /比較の不規則変化
原級の使い方
/同等比較, /不等比較, /倍数比較
比較級の使い方
/優勢比較, /劣勢比較, /the+比較級+of the two, /否定語句+比較級+than, /絶対比較級
最上級の使い方
/最上級の基本, /同一のものを表す最上級, /絶対最上級
原級の慣用表現
/as ~ as any, /as ~ as ever, /as ~ as ~ can be, /as ~ as possible, /as many(much), /not so much as ~, /not so much A as B
no more(less) than 形の慣用表現
/A is no more ~ than B, /A is no less ~ than B, /no more than, /no less than
その他の比較級の慣用表現
/比較級+and+比較級, /the+比較級, the+比較級, /much more (still more), /much less (still less), /sooner or later, /all the+比較級+because(for)~, /
最上級の慣用表現
/make the most(best) of ~, /most of all, /at (the) best, /at one’s best, /at (the) least, /the last+名詞+to+不定詞
■不定詞・動名詞
不定詞の基本
/原形不定詞を使う英文,/to不定詞を使う英文,/両方が使える英文
名詞的用法
/主語として使う,/目的語として使う,/補語として使う
形容詞的用法
/意味上の主語になる,/意味上の目的語になる,/同格となる
副詞的用法
/目的を表す,/原因・理由を表す,/条件を表す,/判断の根拠を表す,/結果・程度を表す,/形容詞の内容を限定
be動詞+不定詞 New: 2019/10/30
/「予定」を表す, /「義務」を表す, /「可能」を表す, /「意図」を表す, /「運命」を表す
独立不定詞 New: 2019/10/31
/to be frank with you(率直に言えば), /to be honest(正直に言うと), /to begin with(まず、そもそも), /to make matters worse(さらに悪いことに), /to tell (you) the truth(本当のことを言うと), /needless to say(言うまでもなく), /strange to say(奇妙なことに), /so to speak(言わば), /to be brief(要するに)
不定詞の時制や態
/不定詞の完了形(to have+過去分詞), /不定詞の受動態(to be+過去分詞), /不定詞の進行形(to be+動詞ing), /不定詞の否定形(not to 動詞の原形)
その他の不定詞表現
/動詞の目的語として, /主語として, /be+形容詞+to, /be apt to(~しがちである、~する傾向がある), /be anxious to(~することを切望する), be eager to(しきりに~したがる)/be likely to(~しそうである), /,be sure to(必ず~する) /be willing to(喜んで~する), /不定詞の省略, /代不定詞
動名詞の基本
/主語となる動名詞, /補語となる動名詞, /目的語となる動名詞, /Itの文における動名詞
動名詞の意味上の主語
/意味上の主語を示さない場合, /意味上の主語を示す場合
動名詞の時制や態
/動名詞の完了形(having+過去分詞), /動名詞の受動態(being+過去分詞), /動名詞の否定形(not+動名詞)
動名詞の慣用表現
/feel like ~ing(~したい気がする), /be worth ~ing(~する価値がある), /be worth ~ing(~する価値がある), /It is no use(good) ~ing(~しても無駄だ), /be used to ~ing(~することに慣れている), /of one’s own ~ing(自分で~した), /in ~ing(~するとき), /on ~ing(~するとすぐに), /cannot(never)…without ~ing(…すれば必ず~する), /far from ~ing(決して~ない), /with a view to ~ing(~するために)
不定詞と動名詞の使い分け
/不定詞が目的語になる動詞, /動名詞が目的語になる動詞, /不定詞と動名詞の両方が目的語になる動詞
■前置詞・接続詞
前置詞の用法
/単一前置詞,/主な単一前置詞についての説明,/複合前置詞,/二重前置詞
接続詞の用法 New: 2019/11/4
/等位接続詞,/従属接続詞,/接続副詞,/相関接続詞,/群接続詞
■分詞・分詞構文
分詞の基本
/現在分詞,/過去分詞
補語となる分詞の使い方
/補語となる現在分詞, /補語となる過去分詞
分詞の慣用表現
/be busy ~ing(~するのに忙しい), /keep ~ing(~し続ける), /go ~ing(~しに行く), /形容詞を修飾する副詞的用法, /the+分詞
分詞構文
/時を表す, /原因・理由を表す, /条件を表す, /譲歩を表す, /付帯状況を表す
独立分詞構文
/主語+分詞で表す, /with を使った分詞構文
分詞構文の時制や態
/分詞構文の完了形(having+過去分詞), /分詞構文の受動態(being+過去分詞), /分詞構文の否定形(not, never+分詞)
分詞構文の慣用表現
/generally speaking(一般的に言うと), /granting that~(~だとしても), /judging from~(~から判断すると), /providing that~(~ならば、~という条件で), /taking ~ into consideration(~を考慮に入れると), /talking of~(~と言えば), /~ permitting(~が許せば)
■関係代名詞・関係副詞
関係代名詞の基本
/who, /whose, /whom, /which, /that
関係代名詞の非制限用法
/単語自体を先行詞とする場合, /句や節を先行詞とする場合, /関係代名詞の二重制限
前置詞と関係代名詞
/制限用法の場合, /非制限用法の場合, /その他
関係代名詞の省略
/関係代名詞が目的格のとき, /関係代名詞の次にbe動詞などが続くとき, /関係代名詞が主格のとき
what の用法
/主語や補語、目的語になる, /what+名詞, /whatを含む慣用句
as の用法
/as A as B(Bと同じくA), /such A as B(BをするようなA), /the same A as B(Bと同じようなA), /節を先行詞とする場合
but, than の用法
/butの用法, /thanの用法
複合関係代名詞
/whoever, whosever, whomever, /whichever, /whatever
関係形容詞
/what+名詞, /which+名詞
複合関係形容詞
/whatever+名詞, /whichever+名詞
関係副詞の基本
/when, /where, /why, /how
関係副詞と先行詞の省略
/省略の方法, /thatの省略
関係副詞の非制限用法
/when, /where
複合関係副詞
/whenever, /wherever, /however
■仮定法
仮定法未来
/If should, /If were to
仮定法現在
/要求・必要・提案などを表す場合, /祈願を表す場合
仮定法過去
/If 主語+(助)動詞の過去形, /If 主語+were(was)
仮定法過去完了
/If 主語+(助)動詞の過去形
I wish の用法
/I wish+仮定法過去, /I wish+仮定法過去完了
as if の用法
/as if+仮定法過去, /as if+仮定法過去完了
If only の用法
/if only+仮定法過去, /if only+仮定法過去完了, /only if
その他仮定法表現
/but for, /with, without, /suppose, supposing, /to不定詞による条件, /分詞による条件, /主語に含まれる仮定法
■強調・省略・共通・倒置・挿入など
強調構文
/It ~ that, /doを用いた強調, /その他の強調表現
省略構文
/副詞節中の〈S+be動詞〉の省略, /慣用的な省略, /共通部分の省略
挿入構文
/慣用的語句の挿入, /節の挿入, /目的語や補語が文頭にくる場合, /仮定法のifが省略される場合, /there, here を使った場合, /その他
倒置構文
/副詞(句)が文頭にくる場合, /否定語句が文頭にくる場合
同格構文
/名詞と名詞, /名詞と名詞節, /名詞+of+名詞
共通構文
/共通語句が前にくる場合, /共通語句が後にくる場合
否定構文
/全部否定と部分否定, /二重否定, /否定語のない否定文, /その他の慣用表現
■句読法
疑問符 New: 2020/1/11
感嘆符
省略符号
ハイフン
ダッシュ
セミコロン
コロン
引用符
かっこ
アポストロフィ
スラッシュ
イタリック
大文字
インデント