定冠詞(definite article)

定冠詞(definite article)

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1. 定冠詞とは

定冠詞 “the” は、指示代名詞 “that”(あの) から転じています。名詞の種類を問わず付けます。単数複数のどちらにも使います。意味としては、通常、限定を表わします。

 

2. 前に1度出た名詞を2回目以降に使う場合

 ○ I saw a boy and a girl on my way home. The boy had a book and the girl a doll.
   「私は、帰り道に一人の少年と一人の少女に会いました。その少年は本を持っていました。そして少女は人形を持っていました。」

 

3. 前後の関係からその名詞が指し示すものの意味が限定される場合

 ○ She went to her room and open the closet.
   「彼女は自分の部屋に行き、クローゼットを開けました。」

 

4. 初めてでた名詞でも、それが指し示すものが相手にもわかっている場合

 ○ Someone is at the gate.
   「誰か、この家の門のところにいます。」

このようにも使います。

“the doctor”((かかりつけの)医者)、”the park”((よく行く)公園)、”the bank”((取引のある)銀行)

 

5. 唯一のもの、もしくはそれに相当すると認められるもの

 ○ Turn to the left at the third traffic signal.
   「3つ目の信号を左に曲がってください。」

例えばこの他、

“the sun”(太陽)、”the earth”(地球)、”the world”(世界)、”the equator”(赤道)、”the Bible”(聖書)、”the President”(アメリカ合衆国大統領)、”the principal”((当校の)校長)

 

6. 単数普通名詞で、その種族全体に対する説明や定義付けをする場合

 ○ The dog is a faithful animal.
   「犬は忠実な動物です。」

 ○ All the functioning of the brain has not yet elucidated.
   「脳のすべての働きはまだ解明されていません。」

 

7. 複数普通名詞で総括的な意味を表す場合

“the teachers (= all the teachers) of the school”(その学校の教師)、”the senses”(五感 = the five senses)

 

8. 単数普通名詞で抽象的な意味を表す場合

 ○ The pen is mightier than the sword.
   「ペンは剣よりも強し。」(ことわざ)

 

9. 普通単数名詞が不定詞について、「~するような」 という意味を表わします。

 ○ He is not the man to evade his responsibility.
   「彼は責任を回避するような人ではありません。」

 

10. “by” の後に計量の単位を表す名詞がくる場合

 ○ They are hired by the day.
   「彼らは日給で雇われています。」

 

11.前置詞の目的語が動作の対象であるような構文では、前置詞の次は所有格でなく定冠詞を用います。

 ○ He took me by the hand.
   「彼は私の手を取りました。」

 ○ I touched her on the arm.
   「私は彼女の腕に触れました。」

 

12. 序数詞に付きます。

“the first lesson”(第1課)、”the second best policy”(次善の策)

 

13. “the + 形容詞” で普通名詞または抽象名詞の意味になります。

“the rich”(金持ち)、”the poor”(貧乏人)、”the beautuful”(美)、”the good”(善)

 

14. 形容詞の最上級につきます。

“the highest wages”(最高賃金)、”the most effeicient machine”(最も効率の良い機械)

 

15. 限定性の強い形容詞とともに用いられる場合

“the very”(まさにその)、”the same”(同じ)、”the following”(次の)、”the sole”(単独の)

 

16. “the + 比較級” が前後に対立する場合、「~であればあるほど、ますます・・・」の意味を表わします。

 ○ The more, the merrer.
   「多ければ多いほど楽しい。」

 ○ The higher we go up in the air, the colder it becomes.
   「空高く上がれば上がるほど、ますます寒くなります。」

 

17. “the + 比較級” が単独で使われる場合、その理由を表す語句(節)を伴い、「それだけいっそう・・・」の意味を表わします。

 ○ His mother loved him the more because he was so weak.
   「彼は虚弱なので、彼の母はますます彼を愛しました。」

 

18. 慣用句の中で

“in the morning (evening, afternoon,daytime”(朝(晩、午後、日中)に)、”on the spot”(即座に)、”on the way”(途中で)、”by the way”(ところで)、”to the last”(最後まで)

 

 

参考
英語ニューハンドブック

英文法の泉     http://www.e-bunpou.net/teikansi.html
英文法大全     http://www.eibunpou.net/02/chapter6/6_2.html

 

ORG:2017/11/04