冠詞を含む慣用句

冠詞を含む慣用句(Idiom including articles)

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1. 冠詞と前置詞句

前置詞のある慣用句につく冠詞の用法には3種類あります。

(1)不定冠詞を付けるもの

“in a passion”(激怒して)、”in a voice”(声をそろえて)、
“come to an end”(終わる)、”on an average”(平均して)、
“to a fault”(極端に)、”after a fashion”(幾分)、
“of a sudden”(突然に)、”with a will”(決心して)、
“in a hurry”(急いで、あわてて)、”in a asense”(ある意味で)、
“in a alarge degree”(大幅に)、”to a degree”(ある程度)

 ○ In a sense, what she says may be an exquisite thing.
   「ある意味、彼女の言っていることは、申し分のないことかも知れません。」

 ○ It is necessary to fell ceaders to a certain degree to prevent pollen allergy.
   「花粉症を防ぐためには、ある程度杉の木を伐採する必要があります。」

(2)定冠詞を付けるもの

“in the morning”(朝に)、”in the afternoon”(午後に)、
“in the sun”(陽で)、”in the dark”(暗がりに)、
“in the right”(正当で)、”in the wrong”(間違って、不正で)、
“in the end”(結局は)、”on the contrary”(それどころか、これに反して)、
“on the wing”(飛行中)、”to the point”(適切に)、
“on the right”(右側に)、”on the left”(左側に)、
“in the distance”(遠くに、遠方に)、”by the way”(ところで、ちなみに)、
“on the other hand”(その一方で、反対に)

 ○ By the way, what is the matter with him?
   「ところで、彼はどうしたのですか?」

 ○ We saw a mountain in the distance.
   「遠くに山が見えました。」

 ○ On the other hand, depopulation is progressing in the countryside.
   「その一方郊外では過疎化が進んでいる。」

(3)不定冠詞も定冠詞も付けないもの

“at table”(食事中で)、”at hand”(手近に)、
“in person”(自分で)、”in press”(印刷中)、
“on foot”(徒歩で)、”on fire”(燃えて)、
“of age”(成年に達して)、”with child”(妊娠して)

 ○ I went there and come back on foot.
   「彼は行きも帰りも徒歩でした。」

 ○ She is five months gone with child.
   「彼女は妊娠5か月です。」

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2. 冠詞と動詞句

(1)不定冠詞を付けるもの

“make a fortune”(財産をつくる)、”build a fire”(火を焚きつける)、
“cut a figure”(頭角を現す)、”make a fool of”(~を馬鹿にする)、
“make an end of”(終わりにする)、”put an end to”(~を終わらせる)、
“keep an eye on”(~を見張る)、”lend a hand”(助ける)

 ○ You’ll make a fortune by taking a chance.
   「一か八かやってみることで人財産できるでしょう。」

 ○ The company has cut a figure in the computer industry.
   「その会社はコンピューター業界で頭角を現しました。」

 ○ Lend a hand with these parcels, please.
   「これらの包みをほどくのを手伝って下さい。」

(2)定冠詞を付けるもの

“carry the day”(勝利する)、”keep the house”(家に引きこもる)、
“act the lord”(威張る)、”draw the long bow”(ほらを吹く)、
“give the alarm”(警報を発する)、”play the fool”(馬鹿なことをする)、
“put to the test”(試す)、”set the fashion”(流行の先端を切る)、
“put to the proof”(~を試す)

 ○ He shuttered the window to keep the house cool.
   「彼は家を涼しくするために窓にシャッターを下ろしました。」

 ○ To give the alarm of card insertion forgetting only when a card needs to be loaded.
   「カードを装着する必要があるときに限って、カードの挿入忘れの警報を発します。」

(3) 不定冠詞も定冠詞も付けないもの

“take place”(起こる)、”take root”(根付く)、
“keep house”(家を営む)、”take courage”(勇気を出す)、
“send word”(伝言する)、”give ear to”(・・・に耳を傾ける)、
“take breath”(一息つく)、”go to sea”(船乗りになる)、
“lose sight of”(・・・を見失う)、”catch fire”(火がつく)、
“gain ground”(地歩を占める)

 ○ The festival will take place during summer this year.
   「その祭りは今年の夏に行われます。」

 ○ If the tree is transplanted at this time of year, it will not take root.
   「今時分に木を植え替えても、根付かないです。.」

 ○ The boy decided to go to sea in the future.
   「その少年は将来船乗りになろうと決心しました。」

3. 冠詞が付く/付かないで意味が異なる語句、いろいろ

 ・”in haste”(急いで)、”in a hurry”(あわてて)

 ・”at a distance”(少し離れて)、”in the distance”(遠方に)

 ・”in front of”(・・・の前に)、”at the back of”(・・・の後ろに)

 ・”at daybreak”(夜明けに)、”un the daytime”(日中に)

 

 

参考
英語ニューハンドブック

Weblio 英語例文

 

ORG:2017/11/11