canの用法

canの用法(Usage of can)

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“can” には、可能や能力の意味の他に、命令や依頼などかなり広い範囲の用法があります。ここでは、簡単に”can” がどのようなシーンで使われるかを見ていきましょう。

1.能力を表す

“can” の最も基本的な用法は、能力を表します。日本語では「~できる」が相当します。

 ○ He can speak French.
   「彼はフランス語を話せます。」

2.可能性を表す

“can” は、可能性を持っているとの意味で、日本語では「~かもしれない」という場合に使われます。

 ○ It can be true.
   「それは真実かもしれません」

3.許可を表す

“can” は「~してもよい」との意味で許可を表します。許可を与えたり求めたりする場合に使います。”may” も同じように許可をの意味を持ちますが、やや形式的な表現です。日常的には”can” の方が多く使用されます。

ただし、日本人学習者の場合は、”can” より”may” を使う傾向が強いそうです。注意が必要です。

 ○ Can I borrow your pencil?
   「鉛筆をお借りできますか」

4.強い疑問を表す

疑問文にすることで、言外に「そんなはずはないが」との意味を含みます。疑問の意味を強めます。

 ○ Can it be true? (= Iti it impossible that it is true? )
   「よもやと思ういますが、それは本当ですか?」

ただし、この用法は通常はbe動詞に限られます。他の動詞に用いられる場合は極めて少ないです。

5.否定的な推定を表す

否定語といっしょになって、「~のはずがない」との意味に用いられます。

 ○ It cannot be true. (= It is impossible that it is true.)
   「それは真実のはずがない」

6.軽い命令を表す

相手に対して可能性を示して行為を促すことにより、婉曲的に命令のニュアンスを持ちます。「~してもよろしい」が日本語に相当します。

 ○ If you won’t keep quiet, you can get out.
   「静かにしないなら、出ていっても良いですよ」

7.依頼を表す

相手に可能性を問いかけることで、「~してもらえますか」との依頼を表します。ただし、現在形の”can” の場合は、「可能性があるかどうか」をストレートに聞いている感じです。家族などの親しい間柄には使用可能ですが、もう少し距離がある人の場合は”Could you please ・・・?” のように、過去形の”could” を使い、さらに”please” を用いた丁寧な表現を使うことを推奨します。

私も、話す機会ではあまり記憶がありませんが、初めて、もしくは2,3回目までのメールの場合、何か頼む場合は、少し馬鹿丁寧かなとは思いますが、”Could you please ・・・?” を用います。

 ○ Can you open the window?
   「窓を開けてもらえまっるかな?」

8.”can” と”be able” との使い分け

能力を表す”can” は、現在時制と過去時制では”can” と”be able” とのどちらも使用されます。未来時制や完了時制など、”can” の語形がない場合は”be able” が使用されます。

これらをまとめると、次の表のようになります。この表に示した以外の時制の形は”be able” が使用されます。また、条件法の場合は、”could” と”would be able” の両方の形が用いられます。

“can” には、動詞の原形が伴います。”be able” には”to” の付いた不定詞が伴います。

 

 

参考
英語ニューハンドブック   研究社
実例英文法     研究社
ライティングのための英文法ハンドブック   研究社
英文法の泉    http://www.e-bunpou.net/jodousi-can.html
英語イメージリンク  https://www.english-speaking.jp/meaning-of-can/

 

ORG:2017/12/9