willの用法

willの用法(Usage of will)

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“will”には、基本的な単純未来の用法の他に、「強い意志(どうしても~しようとする)」や、「習慣・傾向・能力(~するものだ)」、「現在の推量(おそらく~だろう、~と思う)」、依頼・命令(~してもらえますか、~しなさい)」などの意味をあらわします。

1. 強い意思を表す

肯定形で使うと、「どうしても~しようとする」の意味を表します。

○ I will come.
   「私はどうしても来ます。」

この用法では、”will” に強勢があります。またこの用法の”will” は短縮形をとりません。

一方、意図をあらわす未来の使い方の場合は、

○ I’ll come.
   「私は来るつもりです。」

となり、”come” に強勢があります。また、”will” は”I’ll” との形で短縮形をとる場合があります。

否定形の場合は、「どうしても~しない」との強い拒否の意味を表します。

○ I won’t come. (= I am determined not to come.)
   「私は絶対に来ないつもりです。」

“won’t” に強勢を置くと、訳文のような強い拒否をあらわすことになります。

もちろん、主語は人称主語でなくても使うことができます。

○ This wood will not burn.
   「このまきはどうしても燃えません。」

2. 習慣やものごとの傾向、能力を表す

人の意志とは関係ない習慣や、ものごとの傾向、能力を表します。

○ The camel will often travel for days without taking water.
   「ラクダはしばしば水を飲まないで何日も旅することがあります。」

○ A drowning man will catch at the straw.
   「溺れる者はわらをもつかむ。」(ことわざ)

○ I will be able to go in a few days.
   「2,3日すれば行けるようになります。」

3. 現在の推量を表す

「おそらく~だろう、 ~と思う」などの意味で、現時点での推量を表します。

○ The package will be sent first thing tomorrow morning.
   「その荷物は、明日の朝一番に発送されるでしょう。」

4. 依頼や命令を表す

“will you” で、「~してくれませんか」のような依頼やお願いをする場合に使われます。”Will you” だけだと、指示に近いニュアンスになります。

○ Will you hold this for a second?
   「ちょっとこれを持っていてくれない。」

この文に、”please”を文頭や文尾に付け足したり、または”will you please ~” などと書くと、もう少し丁寧な言い方になります。

命令や指図をする言い方で、「~しなさい、~してもらいます」を表す使い方もあります。

○ Will you open the door!
   「ドアを開けなさい。」

5. “will” と ”be going to” との違い

一人称主語(”I”,”we”)で、意志や意図を表す場合、“will” と ”be going to” とでは意味が異なることに注意する必要があります。 “will” は、その場で決断したことを表明するとの意味合いが強く出ています。一方、”be going to” は、既に予定済の意図の表明の意味合いになります。

例えば、もう既に決まっている予定を述べて、「私は5月9日にシンガポールに出張に行く予定です」という文を英語で示す場合は、

○ I am going to go on business trip to Singapore on May 9th.

が正しくて、

× I’ll go on usiness trip to Singapore on May 9th.

は、正しい使い方ではありません。

 

 

 

参考文献
英文法の泉  http://www.e-bunpou.net/jodousi-will.html
英語学習    http://eigogakusyu-web.com/grammar/021/
ライティングのための英文法ハンドブック   研究社
英語ライティングルールブック     DHC

 

ORG:2018/4/24